E.Tさん(一級建築士)60代
インスペクターE.Tさん(一級建築士)60代
自身も設計事務所を経営している一級建築士
自身でも設計事務所を経営している60代の一級建築士です。設計の仕事は忙しいときはとても忙しいのですが、仕事が切れるとぽっかりと穴が開いてしまう事があります。そういったときにFUSSAに協力する事で、時間を有効活用する事が出来ます。インスペクションの仕事も現代表の中原さんと一緒に学んできました。個人設計事務所ではあまり大きな物件と出会う事は少ないのですが、インスペクションの仕事では大手ゼネコンやデベロッパーの大型マンション等にも関わる事が出来ます。それは建築士としてはとても貴重な経験です。
予定の調整はかなり自由
個人でも設計事務所を経営しているので、毎日インスペクションの仕事をする事は出来ません。忙しくなる時期は前もって会社に伝えて予定を調整してもらいます。そういった情報を元に作業できる日を決めてインスペクションや図面チェック業務を行います。仕事自体はそんなにキツくはありません。ただ、夏場の現場はさすがに堪えますね(笑)
基本的には一人で行う作業が多いので、ペース配分を考えながら行います。場合によっては竣工検査等の対人的な仕事も入ってくるので、勉強になります。
建築士が見れば予防できる問題は沢山あります
まだまだ建築士の活躍できる場所は多いと思っています。テレビを見れば建築偽装や手抜き工事、リフォーム詐欺などが四六時中取り上げられています。
既に完成しているマンションや住宅を見る場合、どうしても限界はありますが、それ以前の構造躯体の際に我々の様な建築士が見ればすぐに分かるようなものもあります。
日本ではまだまだ、ノウハウにお金を払うという事が一般化されていないので、個人のお客さんには理解してもらいにくいかもしれませんが、大手の住宅会社やデベロッパーを中心に第3者にインスペクションを依頼する事は今後増えてくると思います。