6/21 早朝 東京都福生市(米軍横田基地が存在する街)を出発し、福岡(私 中原弘之は福岡県出身です)にて実弟の軽乗用車を借り、熊本県上益城郡御船町へ向かいました・・・が、九州地方は1時間に150㎜を超す豪雨のため、福岡県春日市(実弟の事務所所在地)を9時に出発しましたが、地震並び豪雨のため、高速道路が通行止めとなりました。通常では1時間程度で現地まで到着するとのことでしたが、熊本県上益城郡御船町に到着してたのは、14時過ぎ、5時間程度かかりました。ボランティアセンターでは、豪雨のためボランティア作業は中止との決断をしていました。
ちなみに、私(中原弘之)は、建築士・建築施工管理技士等の資格がありますので、応急危険度判定員並び住宅性能評価員など、建築物の検査員として仕事をしております。
話しは脱線しますが、阪神大震災後、本格的に応急危険度判定が実施され、、「赤・危険」「黄・要注意」「緑・調査済」の紙を危険家屋に貼り付け、二次被害を抑止する目的で設定されました。しかし、被災者の方々は緊急避難して逃げてこられたので、被災建物の中に重要な物を残したままでした。それを、ボランティアの方々に持ち出して頂きたく、作業依頼をお願いしますが、「赤」「黄」判定を受けた建物には立ち入ることが出来ませんでした。
新潟県中越沖地震の時に、民間 災害支援団体「災害ボランティア支援プジェクト会議(支援P)」並び新潟県刈羽郡刈羽村ボランティアセンターの依頼により、一般ボランティアの方々が、安全に被災建物でのボランティァ活動が出来るように、建築の専門家による調査・管理の下、作業を行えるようにしました。これが後に「刈羽方式」と呼ばれ、その後、東日本大震災などの被災地にて活動することになりました。私(中原弘之)は「刈羽方式」の立ち上げ時からの初期メンバーです。
話しが長くなりましたが、その時から「震災がつなぐネットワーク(震つな)」のメンバーとしも活動しております。
よって、今回も熊本地震の発生により、熊本県益城郡御船町に訪問することになりました。
「震災がつなぐネットワーク(震つな)」には30以上の団体・個人が加入しておりますので、熊本県益城郡御船町だけではなく、被災地全域にてメンバーが活動しております。
6/23は豪雨のため車にて現地調査を行い、福岡へ戻りました。